こんにちは、Ayanaです。
現在、コロナで仕事が少ない状況を利用して、7月8月と2ヶ月間ベルリンの語学学校に通っております。
語学学校に通っていて日々感じていることは、同じことを学ぼうとしている仲間と同時進行で共に学ぶことが一番の近道だな、ということです。
それでも中々学校に行くことが難しい事情があると思います。
そこで今回は、学校に行かずに一人でドイツ語を学ぶ状況にある方に、私がドイツ語の勉強を始めた時に、ためになった参考書をいくつかお勧めしたいと思います。
勉強し始めた頃のドイツ語のレベル
私がドイツ語を勉強することになったきっかけは、まさにドイツに移住するためでした。
通っていた大学でもドイツ語の授業が開講されていたのですが、当時の私はドイツに対して何の興味も湧かなく、受講しておりませんでした。
なので、私のレベルは、初心者中の初心者で、アルファベットの読み方、数字の数え方、から始めるレベルでした。
↓詳しいドイツ語のレベル分けに関しては下記サイトをご参考ください。
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/spr/kon/stu.html
https://onichi.co.jp/lesson/level_check/
<文法> のための参考書
まずは、ドイツ語の基本の文法を学ぶための参考書をご紹介します。
スタート! ドイツ語A1・A2 (白水社)
こちらは、ザ・教科書的な参考書です。
アルファベットの読み方、数字の数え方から始まり、その後は一つ一つの文法をユニットに分けて、説明されています。
一つのユニットが終わるごとにドイツ語に関する知識が増えていくのを実感することができます。
また、リスニングもCDではなく音声ダウンロードが採用されているため、とったもシンプルに学ぶことができます。
ドイツ語の文法を学ぶための流れを掴むことができるため、持っていて損は無い一冊だと思います。
が、欠点も。
一人で勉強していると、ちょっとした疑問がわくことも多々。
こちらの参考書はとてもシンプルにまとめられているため、ちょっとした疑問がわいた時に、解決できないことが。
その疑問を解決してくれるのが、次にご紹介する一冊です。
標準ドイツ語 新訂版 (郁文堂)
こちらの参考書は初版1970年で、50年以上の歴史があるようです。
そのため、使われている言葉遣いなどに歴史を感じる一冊です。それがまた、心地よいというか。
ドイツ語のレベルに沿った文法の説明の仕方ではなく、一つ一つの文法を辞書のように説明してくれております。
そして、この本の何よりの魅力は、本当に細かいことまでとっても丁寧に言葉にして説明されているところ。
教科書読んでわいたちょっとした疑問を先生に質問したい時に、この本がほとんどを解決してくれると思います。
私のような、全部言葉で丁寧に説明してもらわないとうまく理解できない人間にとっては、最高の一冊だと思います。
<単語> のための参考書
お次は単語を学ぶための参考書。
覚えている単語が多ければ多いほど、会話の理解能力が上がると思います。
クラウン ドイツ語単語1600 (三省堂)
ドイツ語の勉強のとっかかりとして、まずはこの本に載っている1,600語を覚えましょう。

<問題集>
次にご紹介するのは問題集。
日々練習問題を解いて、ドイツの文法に慣れることが必要です。
つぶやきのドイツ語 1日5題 文法ドリル (白水社)
こちらの参考書は、その名の通り、ドリルです。
穴埋めタイプの問題がたくさん掲載されております。
毎日開いた時間に少しづつ解いて、自分がどれだけ文法を頭に記憶したのかを試すことができます。

<会話(発音)> のための参考書
最後にご紹介するのはこちら。
と言っても本ではございません。
今回語学学校に通って思ったことは、ドイツ語を話すことに慣れているかどうか、がとても重要だということ。
これに関しては、本ではどうにもなりません。
やはり、ドイツ人と何らかの繋がりをもち、実際に話すことに慣れなければなりません。
幸いインターネットが復旧した現代では、ドイツ人の知り合いを作ることはそこまで難しいものではないのではないのでしょうか?
例えば、語学交換を目的としたアプリなどで知り合うこともできます。
参考書で学んだ文法を使って、実際にドイツ人と会話をしてみましょう!
以上、今回は初心者向けのドイツ語の参考書に関するお話しでした。
私もまだまだ学ばなければならないことがたくさんあります。
一緒に語学学習頑張りましょう!