中国で2000年の陶磁器の歴史を誇る「景徳鎮」のマグカップを購入しました!
今回手に入れたのは蓋付きの茶飲みで、3色セットのものです。
今では生産が終了しているデザインのこのマグカップの、かっこいいやらかわいいやら・・・
あまり食器にこだわりのない私でも、景徳鎮への愛が止まりませんので、このブログでも紹介させてもらうことにしました!
この貴重なマグカップ、まだ日本でも手に入れることができるようですので、最後まで読んでみてくださいね。
陶磁器のふるさと「景徳鎮」
上海から新幹線で約4時間の場所にある中国の田舎町「景徳鎮(けいとくちん)」は、白く美しい粘土と木材が豊富に採れる、まさに「陶磁器作り」にうってつけの立地で、国内では「磁都(cí dū)」とも呼ばれています。
この地での陶磁器製造の始まりは2000年前の漢の時代に遡るそうで、美しい食器たちはシルクロードを伝ってヨーロッパでも広まりました。
今も昔もファンが多く、中には数十万円〜数百万円という高値で取引されている食器もあるとか。
私の住んでいる上海にも、景徳鎮人が開いてる食器屋があって、そこへ行くと景徳鎮人のおばちゃんが地元から取り寄せた品々が比較的安く手に入ります。
愛が止まらない我が家の景徳鎮のいいところ3点
私は普段、食器など全くこだわっていませんので、我が家にある食器も全て真っ白で、実用性を重視したものだけでした。
しかし、友人に連れられて行った景徳鎮の食器屋で、”ビビビッ”と引き寄せられて、連れて帰らずにはいられないマグカップに出会ってしまったのです。
そんな景徳鎮たちのおすすめポイントを3つ紹介します
細かい手彫りの柄が美しい
現在、庶民が求めやすい価格で販売されている柄物の景徳鎮は、基本的にはプリントで味気なさを感じてしまいます。
しかし、今回我が家にやってきた景徳鎮たちは、20〜30年前の国営工場時代に、ひとつひとつ手作業で掘られた手間のかかった柄もの。
まさに熟練の技です。
手作業の彩色に真心を感じる
もちろん彩色も、職人さんの手作業で、ひとつひとつ塗られ他ものです。
景徳鎮の食器の面白いところは、今回私が購入したシリーズのように、大量生産されたものの場合、基本的には国営工場での流れ作業によるものなので、時々サボった跡まであること。
まれに、「いやいや、これはあまりにも雑すぎるやろ!塗り絵にすらなってないわ!」ってぐらい雑な仕上がりのものもありますが、もはやそれすらも人間味があって、ますます愛が深まるのです。
蓋が可愛いのに、実用性も◎
こんなに素敵な蓋がついているので、デスクに長時間コーヒーやお茶を置いておいても、異物混入の心配いらず!
おまけに、温かい飲み物ならば、保温性も高まり一石二鳥です。
武道館のような見た目も、可愛すぎる!
蓋付きのマグカップってありそうでないですし、デザイン性も実用性も兼ね備えた、優秀なやつです。
日本にいてもオンラインで購入可能
中国国内でも数が多くなく、流通がそれほど盛んではない景徳鎮ですが、なんと日本でもネットショッピングで手に入れることができます!
何を飲んでも美味しくなる景徳鎮のマグカップで、素敵なティータイムをお過ごしください!!
