前回(第1回)の記事では、英語ができないまま海外就職をした男(私)の「海外就職の始まり」についてセルフインタビュー(笑)しました。
海外生活というと、なんとなく華やかなイメージがありますが、英語ができないとなるとそのイメージも湧きにくいものです。
実際、英語ができないままでも生きていけたのでしょうか。
インタビュー続編です。
【第2回】海外就職で英語力は劇的に伸ばせる
英語よわよわからの進化

実は...すこぶる順調でした!
もともと応募条件に英語力が問われていない仕事だったので、現地スタッフはみんな分かってくれていて、英語でのやりとりでこちらがつまずいていても、ゆっくり分かりやすい単語を使って話してくれました。
日本人の同僚も大勢いたので、色々助けてもらいながら、仕事はすんなりスタートさせてもらいました。
これは、完全に英語ほぼ不要の業務内容と職場の風土に支えられたところですね。

ものすごく上がりました。というか、勉強して上げた、という方が正しい表現かもしれません。
やっぱり普段のやりとりや外部からの電話対応で、英語よわよわマンのままでは仕事に支障をきたしますので…。
最終的にはTOEICでいうところの「どんな状況でも適切なコミュニケーションをとることができる素地を備えている(750〜850点)」になんとか入れるぐらいのレベルにはなりました。
ただ、「素地」というのがミソで、実力的にはまだまだ留学組や英語本気組とは比べ物にならないぐらい低レベルですけどね。
英語勉強方法について

スカイプ英会話でスピーキング中心のレッスンを3年間、毎日25分間ずつ受け続けたんです。
これが効果絶大ですね!
家を出れば覚えた表現をすぐに使ってみる英語環境が広がっているので、「練習→即実践」を繰り返しました。
職場の同僚や現地の友達には会うたびに「あれ?また英語上手になったね」って褒められて、学びが加速していきました。
褒められて伸びるタイプなんですよ笑

長期休みを利用して英会話教室の一日8時間✖️2週間のスパルタ短期集中コースに参加したことがあります。
これは、学習量が多くてテンパりまくっていたので、効果の程は謎です。
寝る間も惜しんで勉強する経験ができたことは、ある意味収穫かもしれませんが、詰め込みはやっぱり効率悪すぎです。

「海外生活を送っている」ということそのものがモチベーションでした。
あとは、日本人だけじゃなく、現地の人ともたくさんコミュニケーションをとることもやっぱり大切です。
外国人との出会いの場の探し方

日本に興味を持ってくれている人が集まるイベントに行くことはもちろんですが、多少言葉の壁がなくなってきたら、ネットでサークルを探してみるといいと思います!
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1語学初心者はここから
- 現地の日本大使館や領事館が開催するイベント
- 日本商工会が開催する研修会などのイベント
- 日本人向けフリーペーパー掲載の交流サークル
- MixB掲載のサークル ※国選択はサイトの一番下から。
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2英語や現地語が上達してきたら
海外就職の目的

語学スキル不問で募集されている海外求人の場合、日本語だけで仕事が完結してしまうことも多いため、語学力向上については本人の意思にかかっています。
語学力を伸ばすことを海外就職の目的にしてしまうと、理想と現実のギャップが大きくて、働くやる気を喪失してしまうかもしれません。
ただ、海外就職には語学以外にも多くのメリットがありますので、それを相対的に理解した上で検討できればいいのではないでしょうか!

はい!