英語ができないまま新卒で海外就職(とはいえ仕事はほぼ日本語)して、英語もゆっくりじわじわステップアップしてきた私の自伝的インタビューも、早いもので第3回になりました。
今回は、実際に海外就職をしてみてよかったと感じることを根掘り葉掘り、自分自身にインタビューしてみます。
【第3回】海外就職してよかったこと
すごい人たちとの出会い

第1回のインタビュー答えたように、海外では語学堪能、専門スキルがスペシャルな「すごすぎる日本人」がたくさんいます。
あとは、有名な会社のお偉いさんとか。
そういう方たちって、僕のような凡人が日本で生活していても道ですれ違う程度だと思うのですが・・・

そうなんです。
異国で励む同胞の絆というか、友達が友達を呼ぶ、という感じで、そういう人とも次々と知り合ってあっという間に仲良くなれるんですよね。
渡航してすぐの友達が全くいない状態でも、日本人のイベントとか研修会に行くと、「どうもー、初めましてー、今度ご飯行きましょー」みたいな軽いノリで輪が広がっていきました。
何かを成し遂げた人たちの行動力や考え方をみたり聞いたりすることは、とっても刺激になりました!
僕の友人には、そう言う人たちから仕事を紹介されたりして、次のキャリアに繋げている人も少なくありませんでしたよ。
日本とは違う働き方でワーク・ライフ・バランスを改善

日本は在日外国人の割合も総人口の2%と少ないですし、そもそも大和民族が人口の大部分を占めているということで、集団意識がすごく強い。
あ、琉球民族やアイヌ民族を排斥しているという意味ではありません。むしろその文化をすごく大切にしている人がほとんどですよね。
「現代社会は人と人との繋がりが薄れている」なんて言われてはいますが、それでも根底には「他の人を思いやって、みんながハッピーな社会を作ろう」みたいな精神があると思うんです。
海外だと地理的・歴史的な背景で、もっとこう、民族や文化がごちゃ混ぜのダイバーシティ=多様性が進んでいる国も多いので、そこのギャップは大きいし、面白いと思います。

僕の住んできた国々の場合は移民の多い国で、とにかく衣食住がごちゃ混ぜの超ダイバーシティ、つまり多様性が進んでいて、人の生き方や考え方も日本とは違うような印象を受けました。
いい意味で「個人の意志が強い」、悪くいうと「自己中」。
そういう雰囲気が働き方にも現れていて、僕の日本人の同僚たちも、段々と染まってくる人が多かった気がします。笑

定時で帰る!
これがでかいです!僕も同僚や上司がまだいるから残業しますっていう「お気持ち残業」は一切やらなくなりました。
海外で知り合った日本人の友人は、「根回ししなくなった」とか「会議で言いたいこと言うようになった」なんて言ってました。
これはほんと、会社や国によって全く違うので、一概には言えないですが・・・僕は仕事とプライベートはきっちり分けた働き方ができて、ワーク・ライフ・バランスは改善されたと思います。
海外だからこそできる資産運用

1年以上の海外在住で「日本非居住者」の扱いになり、日本の税金から解き放たれます。
スイス・シンガポール・香港などはタックス・ヘイブンとも言われていて、株の儲けにかかる税金が非常に安いことでも有名です。
日本だとせっかくの利益から2割も税金で持っていかれちゃいますからね・・・
あとは、途上国ほど銀行預金の金利が高い傾向があり、「お金がお金を増やしてくれる」を体感しやすいです。
その国の税制を調べて、有利であれば小額からでも株式投資にチャレンジするのも面白いと思います!

実は、僕もまだ海外では株式投資をした経験がなくて・・・今住んでいる中国の株も面白そうなので、少しずつ始めてみようと思います。
また報告させてもらいますね!