ついに最終回!
英語ができないまま新卒で海外就職をしてしまった男(私)の特大インタビュー記事。
最後は「新卒で海外就職してしまった後悔」をセルフインタビューしていきます!
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【第4回(最終回)】新卒で海外就職をして後悔していること
日本のビジネスマナーが身に付いていない

大学も東京で馴染みもありましたので、帰国後の選択肢は「東京一択」でした。
貧乏学生から一転して、働いてお金を稼ぎながら過ごす東京は、それはそれで新鮮で面白かったです。

すっっっっっっっごく苦労しました。自分でも驚くぐらい仕事ができなくて。
異業種に転職したと言うのも大きいと思いますが、働き方の基本を知らなかったんです。

電話対応やメールの送り方ようなビジネスマナーって、日本だと新人研修があったり、先輩に教えてもらったりして、若いうちから身に付いているものですよね。
僕が日本で初めて働いたのは中途採用だったので、そう言ったは知識は自分で勉強するしかなかったんです。
海外で働いているときは電話対応も「ハロー、サンキュー、バイバーイ」で済ませていましたし(さすがにちょっと話盛ってます笑)、日本のことはその多くが初めての経験でした。
そういったことで同僚や上司にも迷惑をかけてしまって・・・一杯一杯で完全に負のループでした。
せめて新卒時だけでも日本の会社で働いていれば、状況は少しは良かったのかなーと後悔しています。
婚期を逃す

完全に機会を逃していました!
お付き合いしても「いつか帰国や引越しのタイミングで別れるんだろうなー」みたいな寂しさがありましたし。
海外就職は婚期を逃します!(ビシッ)

うーむ、そんなことはなさそうです。
日本人同士での恋愛→結婚→帰国のパターンを何度も何度も何度も何度も見ています。泣
海外で働く者同士、価値観も似ているところがあるのかなあ・・・きっと。
僕には経験がないのでわかりません!泣

すみません、その通りです泣
国民年金未加入による老後の不安

海外での現地採用でしたので、日本の社会保険は対象外ですし、国民年金も日本非居住者の場合は任意加入になるので、僕は抜けていました。

その通りです。
ですので、日本に帰国してから、会社で入る厚生年金に加えて、iDeCoも始めました。
不安解消のために始めたiDeCo-Shuの現状公開

iDeCoはつまり、個人年金のようなものです。
国民年金や厚生年金に上乗せで積み立てしながら、あとはプロに株で運用してもらうって感じですね。
ほったらかしです。

やったことがなければそう思うのは当然ですよね。僕もそうでした。
ただ、iDeCoは60歳まで引き出しができない長期積み立て投資で、その勝率は実に99%という記事もあるんですよ。
【Yahooニュース】ほったらかし積立投資の勝率は99% 簡単で確実に勝てる秘訣は何か
https://news.yahoo.co.jp/byline/syunsukeyamasaki/20180509-00085023/

もちろん株式投資なので、元本割れ(損しちゃうこと)のリスクだって少なくとも1%はある訳です。
僕は、楽天証券のiDeCoで、毎月、会社員の限度額である23,000円ずつを、日本株と外国株に半々ずつ割り当てて、あとはプロにお任せして運用してもらっています。
2年半経過した現時点で、すでに11万円のもうけが出ていて、順調な滑り出しです。

Shuの実際のiDeCo運用画面

さらに、これに加えて、投資した金額(27万6000円/年間)が年末調整の際に”全額控除”になっているので、所得税と住民税が軽減されて、お金がドカンと数万円戻ってきます!
iDeCoのおかげで「老後2,000万円問題」はクリアできるかなーと楽観的ですが、60歳になった時、それをドカンと上回ってくるれることが密かな楽しみです。

・・・。
楽天証券iDeCo
https://dc.rakuten-sec.co.jp/
帰国2年目から住民税がかかる違和感

後悔というか、違和感ですね。
帰国して日本で働きはじめて一年目は住民税の支払いがないので、すっごく得した気分になります!
ところが、二年目以降で住民税の支払いがスタートしてしまうので、会社の給料が上がったとしても、むしろ手取り額が減ったりすることもあるんです。僕はそうでした泣
なので、なんか違和感みたいなものを感じてしまって。
その辺から、税金に対する怒りがふつふつと沸き起こってきました!!
そこで、楽しく納税できる「ふるさと納税」にチャレンジしました!
Shuがふるさと納税でもらった品々を紹介!

ふるさと納税は、納税金額が減るというわけではないのですが、この仕組みを使うことで食べ物を中心としたウマウマなお礼の品がタダで貰えるので実質的な節税という訳です。

何もしなければ、自分の住んでいるまちに納めることになる住民税を、先回りして応援したい他の自治体に納めて、そこからお米とかお肉とか果物とかのお礼の品をもらっちゃおう、っていう仕組みですね。
僕も去年の年末に慌ててふるさと納税の申し込みをして、京都のおせち、和歌山のみかん、静岡の魚、あとは山形のラフランスなどなど、普段は買わないような高級食材をタダでゲットしました。
これだけ注意
・ふるさと納税を活用できる上限額は収入によって変わりますので、オーバーしないように気をつけましょう。
・ふるさと納税を利用した年は、納税した自治体や返礼品の数に関係なく、一律2,000円の自己負担金が一回だけかかっちゃいます。けど、返礼品は確実に2,000円超えの価値があるので、気にしてはいられません!
ふるさと納税の仕組み
https://www.satofull.jp/static/instruction01.php

僕が使ったのは「さとふる」です。
返礼品の種類がかなり多い上に、サポートの対応が超絶丁寧です。
僕は納税後に国内で引っ越しをしてしまったので、サポートに問い合わせたところ、翌日には早速担当者からお返事がもらえました!
その後も住所変更、納税済みの各自治体への連絡、と手続きが一つ完了するごとに連絡をよこしてくれたので、ありがたかったです。
税金に関わることなので、サポート体制が整っている「さとふる」なら安心して使えます。
ふるさと納税「さとふる」
https://www.satofull.jp
全4回のインタビューの終わりに
英語ができなくても、新卒でも、海外就職はできてしまう訳です。
きっとここまでこのセルフインタビューなんて茶番にお付き合い下さった読者さんは、海外生活への大きな憧れや大きな目標を持っているに違いありません。
ほとんどの人は「私にできるはずがない」と行動に移さず、後悔を引きずりながら生きていくことになるのです。
だからこそ、海外への情熱をもつあなたには後悔のないよう踏み出して欲しい。
そんな思いで記事を書かせてもらいました。
あなたの一歩の原動力になれていれば嬉しいです。
私の大学の同級生で、このTABI-HOUSEのライターAyanaは30歳目前でドイツに移住しています。
その経緯を綴った記事もぜひ読んでみてくださいね。
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