ドラッグストアには数えきれないオーラルケア商品が並んでいて、何を使ったら良いのか迷う人も多いと思います。
今回は、私がこれまでに出会ったオーラルケア・アイテム(歯磨き用品)の「おすすめ商品」と「買って失敗した商品」をご紹介します。
口腔洗浄器(ジェットウォッシャー)で気分爽快!
歯磨きをすれば食べカスが取れると思っている方へ忠告です!
歯磨きでとれる汚れは、たったの60%!!
これを口の中に残したまま寝てしまうと、そこから悪臭が発生して、寝起きの口臭がキツくなったり、虫歯になってしまったりします。
そこで、歯磨きの前にジェットウォッシャーを使ってあげると、歯の隙間に挟まっている汚れのほどんどが水圧で押し出されてきます。(私は、さらにフロスも兼用しています)
ジェットウォッシャーは、水がノズルから強力に出てくれればそれで問題ありませんので、メーカーによる実力差も出づらい商品です。
あの有名なドルツ!

歯ブラシはヘッドの小さいものを。歯科医おすすめ商品がやっぱり一番!
歯ブラシは、好みのサイズも硬さも分かれるところですが、様々な人気商品を使い分けてみて分かったことは、「やっぱり歯医者のおすすめする商品は結果が出る」ということでした。
それが、この商品!
ヘッドが小さく、ブラシも比較的柔らかめなのが特徴で、細かな部分まで丁寧にブラッシングすることができます。
私は歯並びの良くない部分がああり、茶渋などのステインがたまりやすい箇所があるのですが、この商品を使って角度を調整しながら磨くことで、歯医者の定期検診でも褒められるほどに綺麗に手入れができるようになりました。
歯医者おすすめ!

私に合わなかった商品
✖️大型ヘッドのもの
磨き残しが出てしまい、歯医者の定期検診で指摘がありました。
歯の重なりがある場合には使ってはいけない商品です。

✖️丸型ブラシの電動歯ブラシ
電動の自動回転に頼ってしまったためか、隅々まで磨くことができていませんでした。
コーヒーや紅茶のステインがあっという間についてしまいました。

歯磨き粉の目的別・状況別のおすすめ
食後はこれ
これまた歯医者のおすすめ商品!
食事の後には、毎回コレで磨いています。
ココがおすすめ
・低研磨剤・低発泡剤で、長時間の丁寧なブラッシングでも歯の表面や歯茎を傷つける心配がなく快適に使えます。
・ほのかなミント味で、苦味も控えめ。
・虫歯を予防したり、歯の再生を助けるフッ素の含有量が、日本国内の市販歯磨き粉に認められている最大の1450ppmで、予防歯科の観点からも◎
スーパーや薬局では販売されておらず、基本的には歯医者の専売品ですが、インターネットなら安価で購入することができます。
歯医者の専売品!

週に1〜2回はホワイトニングブラッシング
歯の表面の汚れとは別に、歯の内側の象牙質にアプローチをすることで、歯を白くすることができます。
そこで、週に1〜2回はホワイトニングに特化した歯磨き粉でケアしてあげましょう。
今回も歯医者の専売品です。
私はマウスピース矯正中なのですが、ある日うっかりマウスピースをつけたままお茶を飲んでしまい、後から見たら見事に茶渋が歯にこびりついていて・・・普通の歯磨きでも落ちない汚れとなってしまいました。
私はコレを週に一回で1年間使ったところ、ビフォーアフター写真でその差は歴然!歯医者からベタ褒めされた嬉しい経験があります。
ちなみに、こちらの商品は頻繁に使ったり、ゴシゴシと強い力で磨くと歯の表面に傷がついたり、知覚過敏になったりすることがあります。お気をつけください!
すぐに歯を白くしたいのであれば、歯医者でのホワイトニングを!
歯医者の専売品!

寝る前のケア。洗い流さないジェルタイプ
通常の歯磨きの後に、最後のコーティングとして使いたいのが、コレまた歯医者の専売品「コンクールジェルコートF」です。
ジェルを口腔内全体に行き渡らせたら、少量の水ですすぐか、すすぎなしでできるだけ薬剤を残すことで、高い殺菌効果を発揮します。
朝起きた時の口の中のネバネバや口臭が気になる人は、この商品を使うことで大きな改善が期待できます。
ココがおすすめ
・何よりも、研磨剤の配合なし。歯を優しく包み込みます。
・歯垢、歯石原因除去効果がある「ポリリン酸ナトリウム」を配合。
・「塩酸クロルヘキシジン」の殺菌効果は絶大!寝起きの口腔内が爽やか!
このコンクールジェルコートFには、研磨剤が含まれていないため、この商品だけをメインの歯磨き粉にした場合、着色汚れがつきやすくなってしまいます。
上述の「チェックアップ」や「ルシェロホワイト」との併用をおすすめします。
1度使ったらやめられない!

私に合わなかった商品
✖️泡立ちたっぷりのもの
スーパーなどで手軽に手に入る安価な歯磨き粉は、泡立ちがたっぷりで「磨いたつもり」になりがちです。

✖️研磨剤の多めのもの
私のように1日の歯磨き回数が多い場合(最低3回、多い時には5回)、研磨剤やつぶつぶがたくさん入っているタイプの歯磨き粉では、歯の表面のエナメル質や、歯茎を傷つけてしまう可能性があります。
研磨剤の多い歯磨き粉で磨き続けると、歯の色がだんだん黄ばんでくるそうで、注意が必要です。

舌用ブラシは、これ一択!
舌が白っぽくなっているものは「舌苔(ぜったい)」と言って、口臭の原因になります。
私が愛用している舌用ブラシ「W-1(ダブルワン)」は、両面タイプで、舌苔を根こそぎとることができます。
体感的にも見た目的にも爽快感があり、もう手放すことができない商品です。
舌苔、だめゼッタイ

私に合わなかった商品
✖️ブラシの少ないタイプ
これはもう、撫でても撫でても何も取れない!
明らかに、汚れがついているのにびくともしない!
失敗でした!

✖️ジェットウォッシャーについている舌用アタッチメント
これも、あまり意味を感じられませんでした。
フロスをしないと、汚れの3分の1は口の中に残ったままという真実
私は過去数年間にわたってフロス難民でした。
おそらく、10種類以上のフロスを試して、過去最高によかったものがこちら!
イタリア製の人気商品「フロアフロス」
持ち手のついていない指巻きタイプのフロスで、持った感触はかなり太いですが、糸にワックスがついているから、意外とすんなりと歯の隙間に入り込み、さらにその太さのおかげで、汚れがごっそりと取れている感じがします。
REACH「デンタルフロスワックス」と甲乙つけ難いですが、より太さのあるフロアフロスに軍配が上がりました!
オススメ2選


私に合わなかった商品
✖️スポンジタイプのフロス
手巻きスポンジタイプは、ツルツルとした素材なので、指に巻き付ける際にもしっくり来ません。
フワフワとした感触も、汚れが取れているのか疑問で、気持ち的にも爽快感がありません。

✖️持ち手付きタイプ
フロス初心者には優しい持ち手付きですが、約1〜1.5センチの短い糸で何箇所も何箇所もゴシゴシするのは、不潔な感じがします。
