日本では、スターバックスのご当地メニューが話題になっているとかいないとか・・・
今回は、中国在住の私が、スターバックス・チャイナのご当地メニューをご紹介します!
破格のモーニングセット
これがもう、意味がわからないぐらいお得なのです。
下の写真のモーニングセット、しめて19元(323円)!!
とろとろ卵とハムのサンドイッチ&ココアのセット(約323円)
飲み物は、ミルク、バニラミルク、ココアで、ホット/アイスから選べます。
アメリカンコーヒー・トールサイズ1杯が25元(425円)なので、コーヒー1杯にも満たない価格で、サンドイッチと飲み物のセットがいただけます。
とろとろ卵の中にはチーズが入っていて、程よい塩味も相まって、朝から食力が止まりません。
フルーツティーも種類が豊富
日本のスターバックスでは、パッションフルーツティーやレモネードアイスティーがありますが、中国のスタバも独自路線のフルーツティーメニューがあります。
ラズベリーカシスティー(約459元)
私がいただいたのは、甘酸っぱさの中にほのかな苦味のある、ラズベリーカシスティーです。
火照った体を優しく癒してくれました。
2021年8月現在では、以下4種類のフルーツティーが提供されています。
左上:ゆずはちみつティー 右上:ラズベリーカシスティー
左下:マンゴー花草茶 右上:桃ウーロン
スターバックス公式ホームページ メニュー
https://www.starbucks.com.cn/menu/
中国らしく、中国茶を使ったフルーツティーが主流で、どうやら果肉入りのメニューが人気のようです。
フォームドミルクアイスティーが人気
フォームドミルクとは、泡立て器でふわふわにした牛乳のこと。
非常に写真映えするためか(それとも本当に美味しいからか)、中国の若者たちが飲んでいる姿をよく見かけます。
ソルティーライチウーロン(約646円)
今回私が注文したソルティーライチウーロン茶ですが、中国のライチのシーズンは夏なので、季節限定メニューなのでは、と思い注文してみました。(限定品とか残り○点という言葉にはめっぽう弱い・・・)

戦々恐々としながら飲んでみましたが、味は普通に美味しかったです。
2021年8月現在では、以下4種類のフルーツティーが提供されています。
上:パッションフルーツピーチウーロン
下:ソルティーライチウーロン
上:マンゴーパイナップルウーロン
下:ドラゴンフルーツグレープウーロン
スターバックスチャイナアプリより
ちなみに、ドラゴンフルーツはキウイフルーツのような爽やかな酸味が特徴の南国フルーツです。
ドラゴンフルーツなんて、日本ではほとんど出回っていないでしょうし、中国に来たら是非ともチャレンジしてみたいメニューの一つです。
環境保全がトレンド
上海では2021年1月1日から「プラスチック規制令」が発令されており、市内の店舗からプラスチック製の袋やストローが姿を消しました。
現在、上海市内のスターバックスで配布されているストローは、生分解ストローという、短期間で自然界に帰る素材で作られています。
「このストローは4ヶ月以内に90%以上が分解されます」と記されている
ザラザラした感触
急速な経済成長の代償として環境保全が無視され続けてきた中国ですが、汚名挽回とばかりにさまざまな規制令を発令し、環境問題に取り組み始めています。
中国スターバックスのご当地メニューは、日本とはまた違って、中国色の強いご当地メニューが多くあります。
実はこの現地化、スターバックスだけでなく、KFCやマクドナルドでも積極的に取り組んでいます。
こうしたビッグブランドでも、オリジナルテイストにこだわりすぎず、その国々にあったメニューを提供することで、その土地の人々に愛される存在になっていくのでしょう。
スタバのクールすぎるタンブラー