SHANGHAI Shu 歯列矯正

上海でマウスピース歯列矯正はじめました その2【治療開始→激痛】

2021/08/31

Shu

上海在住4年目の三十路。東京の大学を卒業後、20代はアジアやヨーロッパを転々として過ごす。 美味しくて簡単な中華料理や、驚きが連続の中国の生活をまったりと紹介します。

ノリと勢いで始めることになった歯列矯正「インビザライン」のマウスピースがついに完成して、先日歯医者に受け取りに行ってきました!

 

前編から読む

上海でマウスピース歯列矯正はじめました【料金は?病院は?】

昔から、アメリカでは出世を妨げるものとして「肥満」と「喫煙」がよく知られていますが、それに加えて「歯並び」も重要視されているそうです。 日本でも「東京の山手線圏内で働くには、歯並びが良くないといけない ...

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いよいよ始まる矯正治療に胸を高鳴らせながら意気揚々と向かったのはいいのですが・・・予想外にプチ手術もあり、その後三日間に渡って痛みに苦しむことになってしまいました。

今回は、苦悩の歯列矯正レポートです。笑

 

マウスピースは予想外のメイド・イン・チャイナ

いよいよ完成したインビザラインのマウスピース!

袋を見てみると、安心のアメリカ・ブランドという謳い文句とは違い、予想外にも「Made in China」の文字が。

なんと、2018年にインビザラインの工場が中国成都にできてからは、そこがアジアの拠点になっているそうです!

とはいえ、私は中国に住んでいますし、身の回りにあるものの99%は中国製ですから、今更驚きもありません。

 

日本ではどちらの工場から送られてくるのでしょう?

「Made in USA」により大きな安心感を感じる日本人が多いことは明白ですし、気になるところです。

 

 

アタッチメントの取り付けで歯がボコボコに

インビザラインでは、アタッチメントというレジンでできた突起を歯の表側につけて、マウスピースの動きをより最大化できるような仕組みがあります。

Youtubeなどで動画を見ていると、多くの歯医者では最初の1〜2ヶ月はこのアタッチメントを付けずに、マウスピースだけでの慣らし期間を設けるそうなのですが・・・

私のお世話になる病院ではそんな甘ったれたことは許してくれません。

いきなり有無をも言わさず、歯の表目に手際良くアタッチメントを付けていくのでした。

 

私の場合は、上下の前歯合わせて9本以外は全てアタッチメントを装着されました。

それ自体はボコボコしていてかなりの異物感はあるものの、マウスピースをはめてしまえば表面がツルツルなので、感触はあまり気になりません。

むしろ、食事を取る時にマウスピースを外すと、今までなかった剥き出しの八重歯が登場してきたような、変な感覚を覚えて、「早くマウスピースをつけたい!」って気持ちになります。

 

参考:アタッチメントについて【インビザライン矯正の処置】|北戸田coco歯科
https://kitatoda-cocoshika.com/2020/11/15/invisalign-about-attachment/

 

顎にネジの打ち込み→激痛との戦い

今回の最大の痛みはこれ。

歯科矯正用アンカースクリュー(矯正用ミニインプラント)の装着です。

 

今回、私は非抜歯での歯列矯正を進めるため、歯を移動させるための大黒柱のような存在になる歯がありません。

そこで、歯茎の下の部分、つまり下顎の骨に直接ネジを埋め込み、そのネジにゴムをかけてマウスピースを引っ張るという方法がとられています。

 

このアンカースクリューの打ち込み、事前情報では「血も出ないし、痛みもないですよ〜」という軽い感じのもので、すっかり安心して治療を受けていたのですが、実際には大工事!

麻酔をかけての、プチ手術が始まりました。

 

術中、先生は「骨が硬すぎる!手が痺れる!」と言いながらぐいぐいとネジを顎に沈めていきます。

そして、麻酔が切れる頃には強烈な痛みと大量の出血が・・・

ロキソニンを最低間隔の時間で次々と飲まなければ生活できないほど、もがき苦しみました。

 

本日、治療を受けてから3日が経過––––

血は止まったものの、鈍い痛みはまだ残っており、頬は左右ともぽっこり腫れていて、マスクなしでは恥ずかしくて素顔を晒すことができません。

 

病院に電話したところ「もうしばらく様子を見てください」とのこと。

確実に痛みは引いてきているので、素直に従うつもりです。

 

参考:インプラント矯正、インプラントアンカーとは?実際やってみた感想|きむら矯正歯科
https://kimura-or.com/blog/ortho/categoryA/20200908-838/

 

 

今後に向けてのモチベーションは高い

とまあ、インビザラインの恐ろしさが前面にアピールされてしまったような記事になってはしまいましたが、ネットで見かける文章では、マウスピース矯正の痛みの山場は最初の1〜2週間とのこと。

しかも、幸いなことに、歯の移動にかかる痛みはほとんど感じることなく、スタートは順調です。

 

この数日で感じた絶望的な痛みよりも、これから先どのように歯が動いてくれるのかという期待感の方が大きく、まだまだモチベーションは高いです!

 

今後も、矯正記事を定期的にアップしていきますので、インビザライン・マウスピース矯正イン・チャイナの行く末をどうぞ暖かく見守ってやってください!

 

 

参考上海でマウスピース歯列矯正はじめました【料金は?病院は?】

昔から、アメリカでは出世を妨げるものとして「肥満」と「喫煙」がよく知られていますが、それに加えて「歯並び」も重要視されているそうです。 日本でも「東京の山手線圏内で働くには、歯並びが良くないといけない ...

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